音声アシスタンス + TalkBack
SamsungとGoogleは密接な協力関係のもと、Androidデバイスを通じて、ユニークでアクセスしやすい、かつ統一された使用体験を提供してきました。
現在では、Samsungの音声アシスタントや、GoogleのTalkBackが、ひとつのスクリーンリーダーに組み込まれています。音声アシスタントとTalkBackのそれぞれのアイデンティティが調整され、すべてのAndroidデバイスを通じて、効率的で便利なスクリーンリーダーを提供します。
最近改良されたTalkBackをぜひご体験ください。
TalkBackの使用方法
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• 基本的な使用方法を学ぶ
TalkBackは、フォーカスしたアイテムを音声で読み上げます。フォーカスは画面上のタップ、スライドの両方に反応します。
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• 画面上の情報を聞く
画面を指1本でタップする、あるいは画面をタッチしたまま自由に画面上で指を動かすことで画面上の情報を音で認識できます。
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• フォーカスしたアイテムを実行する
1本の指でダブルタップします。
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• フォーカスを別のアイテムに移動させる
1本の指で左/右にスワイプします。
* 「設定 > ユーザー補助 > TalkBack > 設定 > チュートリアルとヘルプ」で基本的な使い方を学ぶことができます
TalkBackと統合された音声アシスタンス ID
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• マルチフィンガージェスチャー
TalkBackのワンフィンガージェスチャーに加え、音声アシスタンスのマルチフィンガージェスチャーが利用可能になりました。設定へ移動する必要がなく、マルチフィンガージェスチャーでさまざまな機能をすぐに実行できます。もしもジェスチャーが気に入らなければ、いつでも好きなやり方に変更することができます。
* 「ユーザー補助 > TalkBack > 設定 > ジェスチャーをカスタマイズ」へ移動し、詳細を確認し、各ジェスチャーのアクションを変更します -
• ジェスチャーパッドの使用方法
ジェスチャーを忘れた場合、ジェスチャーパッドでさまざまなジェスチャーのテスト•動作の確認が可能です。ジェスチャーパッドを実行するには、四本の指で同時に画面をタップします。
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• 読み上げメニューの使用方法
音声アシスタンス機能のクイックメニューは、新しいTalkBackでも使用できます。三本の指を上下左右にスライドし、使用可能な読み上げメニューへアクセスします。三本指で連続スワイプすると、読み上げ単位、読み上げ速度、使用時の言語など好みの読み上げメニューを選択することができます。
* 「ユーザー補助 > TalkBack > 設定 > メニューをカスタマイズ」で自身の読み上げメニューを設定します -
• 設定ウィザードでTalkBackを有効にします。
スマートフォンを箱から取り出し最初に表示される画面からTalkBackを有効化し、使用できるようになりました。 この方法はセットアップウィザードプロセス全体で使用できます。
- 二本の指で長押しする
- サイドキーと音量UPキーを素早く押す
- 音声UP/DOWNキーを長押しする
TalkBackのその他の便利な機能
テキストの編集、キーボードショートカットなどのTalkBackのその他の便利な機能は、デバイスのより早く簡単な操作をサポートします。詳細はTalkBack設定およびチュートリアルをご覧ください。
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• テキスト編集
選択、全選択、コピー、カット&ペーストなどの編集機能は、ジェスチャーで操作できます。
* ジェスチャーについては「 設定 > ユーザー補助 > TalkBack > 設定 > ジェスチャーをカスタマイズ 」をご覧ください -
• キーボード ショートカット
Bluetooth、またはUSBキーボードが接続されている時、TalkBackをキーボード ショートカットで操作することができます。
* キーマップについての詳細は「 設定 > ユーザー補助 > TalkBack > 設定 > 詳細設定 > キーボードショートカット 」をご覧ください
TalkBackでジェスチャーを使う
ここをクリックして、TalkBackが対応しているシングルフィンガーとマルチフィンガーのジェスチャーをご覧ください。
音声アシスタンスと音声アシスタンス機能の
チュートリアル
音声アシスタンスは、ユーザーの目の代わりの役割を果たしてくれます。この機能を使えば、画面を見ることができなくてもスマートフォンをしっかりとコントロールすることが可能です。音声アシスタンスがオンになると、スマートフォンは視覚障害や低視力ユーザーをサポート。タッチ、選択、有効化した内容説明などを、音声でフィードバックしてくれます。また、スワイプやタップジェスチャーで、テキストの編集や音量や読み上げ速度などのさまざまな設定を変更することもできます。
スマートフォンの操作
画面上の項目を操作する際、長方形のフォーカスがその項目を囲みます。指でタップしてスワイプするとフォーカスを操作し、画面で移動すると、音声アシスタンス機能がそれが何かを教えてくれます。
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• 指の直下にあるものを聞く
画面で指をタップしドラッグします。
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• 項目を有効にする
指一本でダブルタップします。
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• 画面でフォーカスボックスを別の項目に移動する
指一本で左または右へスワイプします。
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• 次または前のページへ移動する
二本の指で左または右へスワイプします。
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• リストをスクロールアップ/ダウンする
二本の指で上または下へスワイプします。
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• 画面のコンテンツをスクロールアップ/ダウンする
指一方で横方向にスワイプします(左から右へのスワイプでスクロールアップ、右から左へのスワイプでスクロールダウン)。
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• フォーカスボックスを画面の最初または最後の項目へ移動する
1本の指で上へスワイプしてから下へスワイプし最初の項目へ、下へスワイプしてから上へスワイプし最後の項目へ移動します。
速やかな操作
音声アシスタンスは頻繁に使用する機能のショートカットを提供します。簡単なジェスチャーで設定を変更したり、音声フィードバックを停止することができます。
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• 音声アシスタンスの設定を変更する
三本の指で左右にスワイプし、変更したい設定(以下を参照ください)を選択後、1本の指で上下にスワイプし調整します。
- 読み上げ速度:読み上げ速度を上げる/下げる
- 句読点:音声フィードバックに句読点を加える/省く
- 暗い画面:画面表示をON/OFFにする
- 太線の罫線:フォーカス周りの太線の罫線をON/OFFにする
- フォーカスの表示色:フォーカス周りの罫線の色を選択する
- 通知:通知パネルを開く/閉じる
- 音声フィードバック:音声フィードバックをON/OFFにする
- バイブレーションフィードバック:バイブレーションフィードバックをON/OFFにする
- クイックタイピング:キーを一度タップし、サムスンキーボードとキーパッドを使用する
- 読み上げ音声へのフォーカス: 音声アシスタンスの読み上げ中、他のオーディオの音量を下げる -
• 音声アシスタンスの読み上げる単位を調整する
三本の指で上下にスワイプし、以下の異なる単位から選択後一本指で上下にスワイプし、選択した単位を実行します。
- 文字単位:文字単位で読み上げる
- 単語単位:単語単位で読み上げる
- 行単位:一度に1行単位で読み上げる
- 段落単位:一度に1段落単位で読み上げる
簡単なテキスト編集
音声アシスタンス機能を使用すると、指をスワイプするだけでコピー&ペーストができます。
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• 選択モードを有効化/無効化する
二本の指でダブルタップし、長押しします。
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• 文字を選択する
選択モードが有効な状態で、1本の指で上または下へスワイプします。
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• 選択した文字を切り取る
二本の指で左へスワイプします。
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• 文字をペーストする
二本の指で右へスワイプします。
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• すべての文字を選択する
二本の指で下へスワイプします。
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• 選択した文字をコピーする
二本の指で上へスワイプします。
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• 入力テキストフィールドでカーソルを移動する
音量アップ/ダウンキーを押下します。
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• 入力カーソルを最初または最後へ移動する
一本の指で上へスワイプ後下にスワイプする、または下へスワイプ後上へスワイプします。
用途に合わせた音声アシスタンスのカスタマイズ
音声アシスタンスは情報へのさまざまなアクセス方法を提供します。
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• ステータスバーに表示された情報を音声アシスタンスで読み上げる
2本の指でト3回すばやくタップします。時間、日付、バッテリー残量、電波の受信レベル、Bluetoothステータスなど特定の聞きたい情報を選択することもできます。
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• 画面の最初の項目から最後の項目までを音声アシスタンス機能で読み上げる
三本の指で画面をタップします。
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• 現在選択されている項目から順に画面上の項目を聞く
三本の指で画面をダブルタップします。
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• 音声アシスタンスが最後に言ったことを聞く
コピーするには、三本の指で3回すばやくタップします。
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• 戻る、キャンセルする
またはポップアップを閉じるには、四本の指でタップするか、三本の指で上へスワイプ後、下へスワイプします。
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• ホーム画面へ移動する
四本の指でダブルタップするか、三本の指で下へスワイプ後、上へスワイプします。
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• 近使用したアプリを一覧表示する
最四本の指で3回すばやくタップします。
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• 音声フィードバックをミュートにする
二本の指でダブルタップします。
音声アシスタンスを開始する
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• ステップバイステップのチュートリアルを受けるには
* 設定 > ユーザー補助 > スクリーンリーダー > チュートリアルへ移動します。
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• 学習したジェスチャーを練習するには
* 設定 > ユーザー補助 > スクリーンリーダー > チュートリアル - > 「1. チュートリアルを利用する」へ移動します。
キーボードショートカット
以下のキーボードショートカットが使用できます。
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• 次の項目へ移動
Alt + 右矢印
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• 前の項目へ移動
Alt + 左矢印
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• 最初の項目へ移動
Alt + Ctrl + 左矢印
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• 最後の項目へ移動
Alt + Ctrl + 右矢印
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• 次の画面へ移動
Alt + Ctrl + 下矢印
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• 前の画面へ移動
Alt + Ctrl + 上矢印
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• タップ
Alt + Enter
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• タッチし、長押し
Alt + Shift + Enter
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• 一つの画面戻る
Alt + Delete
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• ホーム画面へ移動
Alt + Ctrl + H
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• 最近使用したアプリへ移動
Alt + Ctrl + R
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• 通知パネルを開く
Alt + Ctrl + N
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• 音声フィードバックを停止/開始する
Alt + スペースバー
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• 特別な処理を実行する
Alt + Shift + スペースバー
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• クイックメニューをスクロール
Shift + Ctrl + 左または右矢印
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• クイックメニューオプションの設定を変更する
Ctrl + 上または下矢印
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• 次/前の読み上げ単位を選択する
Shift + Ctrl + 上または下矢印
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• 上から読み上げる
Alt + Ctrl + Enter
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• 次の項目から読み上げる
Alt + Shift + Ctrl + Enter
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• カスタムアクションを表示する
Alt + Ctrl + スペースバー
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• 項目の検索画面
Alt + Ctrl + スラッシュ
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• ステータスバー情報を読み上げる
Alt + Shift + S
キーボードショートカット
ウェブナビゲーション
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• 次へボタンへ移動
Alt + B
-
• 前へボタンへ移動
Alt + Shift + B
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• 次のコントロールへ移動
Alt + C
-
• 前のコントロールへ移動
Alt + Shift + C
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