2024-11-08

「Galaxy Z Fold6は折りたたみスマホの究極系」

シリーズ愛用者の堀口英剛さんがGalaxy最新機種を徹底レビュー

スマートフォンやパソコン、オーディオ、家電などさまざまなガジェットに精通し、その豊富な知見を生かした最新ガジェットなどのレビュー記事や動画で、“モノ好き”からの多くの支持を得ている、「暮らしのモノアドバイザー」のYouTuberの堀口英剛さん。ガジェット好きが高じて、数年前より自らプロダクト開発にも取り組んでいます。そんなモノ愛にあふれた堀口さんが愛用しているのが大画面折りたたみスマホGalaxy Z Foldシリーズ。

2024年7月に発売された最新のGalaxy Z Fold6も、もちろんすぐに入手されたそうで、「これはZ Foldシリーズの一つの完成系」とまで言い切ります。これまでのGalaxy Z Foldシリーズや他機種とは何が違うのか、どういった人にGalaxy Z Fold6をおすすめしたいのか、堀口さんにその魅力を伺いました。

目次

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Galaxy Z Foldは、ポケットに入れて持ち運べるタブレット端末!?

Galaxy Z Foldシリーズがはじめて世に出た時、久々にワクワクできるガジェットが登場したと堀口さんは感じたそうです

Galaxy Z Foldシリーズは、Galaxy Z Fold3 5Gで初めて手にしたという堀口さん。以降Galaxy Z Fold4、Galaxy Z Fold5、Galaxy Z Fold6と最新機種が出るたびに購入してきました。

「一度、折りたたみにすると、普通のスマホには戻れません」

そんな風に語る堀口さんが最も魅了されたのが、画面の大きさでした。

「よく、スマホを折りたためて何が便利なの?と聞かれるのですが、僕にとってGalaxy Z Foldシリーズは、“折りたためるタブレット”や“広がるスマホ”という認識です。人に説明するときも、タブレットを折りたたんで、ポケットに入れて持ち運べるんだよというと、確かにそれはいいね!とみんな納得してくれます」

大画面の折りたたみスマホの魅力をダイレクトに感じられる体験として、堀口さんがおすすめしてくれたのが、漫画や動画などエンタメコンテンツです。

年間約1,200冊漫画を読んでいるという堀口さんにとって、大画面のGalaxy Z Foldシリーズは最高のガジェット

「僕、漫画が好きで月に100冊は読んでいるんですけど、だからこそ単行本に近いサイズ感で漫画を楽しめるというのは、すごくうれしくて。漫画の醍醐味である見開きページを一つの画面で楽しめるというのも、普通のスマートフォンではできない体験です。もちろんタブレットでも漫画を大画面で見ることができますが、外に持ち運ぶことを考えた場合、普段ノートパソコンを携帯している自分としては、荷物が重くなりすぎて現実的ではありません。その課題を解決してくれたのが、まさにGalaxy Z Foldシリーズでした」

エンタメ用途のほか、表計算ソフトで作った文字の細かい資料を出先でチェックしたり、Sペンを使って構想中のプロダクトのアイデアスケッチをしたりと、ビジネスシーンでもGalaxy Z Foldシリーズを活用中。ときには専用アプリを使って、プロダクトの設計をすることもあるそうです。

製品のモデリングをGalaxy Z Foldで行うという堀口さん

Galaxy Z Foldシリーズに惚れ込み、愛用してきた堀口さん。果たして、Galaxy Z Fold6にはどのような印象を抱いたのでしょうか、これまでの機種と比較しながら、その違いや魅力を解説していただきました。

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より薄く、より軽く、洗練されたデザインに変わったGalaxy Z Fold6

最初に、ハードウェア部分での変化についてお聞きしました。

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アスペクト比の変更で、よりスマホらしいデザインに

従来とは少し違う、角ばったフォルムに変更となったGalaxy Z Fold6。このデザイン面の変化に関しては、堀口さんの期待に応えてくれるものだったそうです。

左がGalaxy Z Fold4、右がGalaxy Z Fold6

「これまでのGalaxy Z Foldシリーズはどちらかというと丸みを帯びた親しみやすいデザインでしたが、今回、角張ったデザインになったことでよりスタイリッシュに、かっこよくなりましたよね。また見た目の良さだけではなく、四角くなったことで本体の隅までディスプレイとして使えるようになり、カバー画面もGalaxy Z Fold5以前の機種と比べて 約0.1インチ大きくなりました。かつアスペクト比も、Z Fold4や、Z Fold5と比べるとわずかに横に長くなっています。この微調整が実はすごく利いていて、従来の“縦長すぎてスマホっぽくない”という違和感が解消され、スマホとしてとても使いやすくなりました。フリック操作もしやすくなっている印象があります」

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メインディスプレイは輝度が大幅に向上し、視認性UP

続いて、画面を開いた状態、メインディスプレイの印象についてお聞きました。

左がGalaxy Z Fold4、右がGalaxy Z Fold6。ディスプレイがやや横長に変更されていることがわかる

「メインディスプレイも、アスペクト比が横に長く、縦に短く変更になっています。また、個人的に一番いいなと思ったのが、ディスプレイの輝度(nits)が大幅に向上したことです(Galaxy Z Fold4:約1,500nits→Galaxy Z Fold5:約1,750nits→Galaxy Z Fold6:約2,600nits)。輝度が画面の綺麗さに直結しているというか、実際肉眼で見ても、すごく発色が良く綺麗だなと感じます。特に違いを感じるのは外出時で、これまでの機種だと日光の下では場合によっては見づらい時もあったのですが、これだけ明るければ、安心して外でも使用することができます」

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シリーズで最も軽く・薄いGalaxy Z Fold6

Galaxy Z Foldシリーズは新機種が出るたびに、重量が減り、厚みも薄く、改良が重ねられています。最新のGalaxy Z Fold6も、Galaxy Z Fold4より約24gの軽量化、約3.7mmの薄型化(最厚部15.8mmとの比較)、Galaxy Z Fold5より約14gの軽量化、約1.3mmの薄型化(折りたたんだ状態)を実現。

上がGalaxy Z Fold4、下がGalaxy Z Fold6。実際に手にすると重さの違いをより実感できる

左がGalaxy Z Fold6、右がGalaxy Z Fold4。薄くなっているだけでなく、閉じた時のスキマもGalaxy Z Fold6では解消されている

「折りたたみスマホは、その特性上、普通のスマホと比べるとどうしても重くなったり厚くなったりしがちです。だからこそ、数グラムや数ミリの違いで印象が大きく変わるんです。特にスマホは毎日使うものですし、1日に何度もポケットから出し入れしますよね。わずかな重量や厚みの改善でも、その違いをしっかり感じられます。本当にありがたいなと思うのは、Galaxy Z Foldシリーズが毎年少しずつ軽く、薄くなっていること。僕が初めて手にしたGalaxy Z Fold3 5Gから比べると、実に約32gの軽量化、約3.9mmの薄型化(最厚部16mmとの比較)となっています。当時のユーザーがGalaxy Z Fold6を手にしたら本当に驚くでしょうね」

Galaxy AIを活用することで、Galaxy Z Fold6の可能性はさらに広がる

続いて、ソフトウェア部分での進化ポイントについてお聞きしました。

Galaxy Z Fold6のソフトウェア面での進化について語る堀口さん

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ディスプレイの進化にも関わらず、チップ改良でバッテリーは長持ち

複数のディスプレイを持つ折りたたみスマホにとってバッテリーの持続時間は大きな課題ともなりますが、Galaxy Z Foldシリーズはチップの進化によって新しい機種ごとにこの点を改善。約4,000mAhというバッテリー容量は変わらず、新しいGalaxy Z Fold6は連続動画再生、最長約23時間を実現しています(Galaxy Z Fold5は約21時間、Galaxy Z Fold4は約20時間、Galaxy Z Fold3 5Gは約18時間)。

「すごいと思うのが、今回、これだけ輝度が上がっているにも関わらず、電池持ちが改善されているというところ。ディスプレイって一番バッテリーを消費するところだと思うので、これは素晴らしいと思います」

実際に堀口さん自身でもバッテリー持続時間の検証を行って、改善がなされていていることを確認したそうです

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「AIスケッチ」「かこって検索」「AI翻訳」AIスマホとしても魅力的なGalaxy Z Fold6

Galaxy Z Fold6は、シリーズの中でもGalaxy AIをプリセットした初めての機種となります。多彩なAI機能が利用できるほか、落書き感覚で描いたスケッチを作品に仕立ててくれる「AIスケッチ」というGalaxy Z Foldシリーズ特有の機能もあります。堀口さんも、その豊富なAI機能をいろいろと試してみているところなのだとか。

「「かこって検索」機能はよく使っています。僕、趣味で海外の珍しい植物を育てているのですが、SNSで見つけた植物の名前を知りたいときが結構あって。なかなか植物の特徴を文章化して検索するのも難しいので、画像を囲うだけで調べられるのは便利ですね。また仕事で重宝しているのがAIでの画像編集機能です。ガジェットのレビュー動画に使用する写真のブツ撮りはスマホで撮影することも多いんですけど、AI編集サジェストというAIが編集方法を提案してくれる機能が便利で、パソコンモニターをスマホで撮影した写真のモアレを削除したり、窓やガラスに映りこんだ反射を消去したり、複雑な画像編集をAI処理で簡単にできるんです」

Galaxy Z Fold6の大きな画面だからこそ、Galaxy AIを活用した画像編集との相性は抜群。このようにGalaxy Z Fold6とGalaxy AIを掛け合わせることで生まれる可能性に、堀口さんも期待を膨らませています。

「仕事柄、海外の製品発表会などに参加する機会がたびたびあるんですけど、次に行くタイミングがあったらGalaxy AIのAI翻訳機能を試してみたいと思っています。便利だなと思うのは、翻訳機能はオフラインでも使えるところ。電波の届かない会場でも安心ですし、Galaxy Z Foldシリーズなら、カバー画面とメインディスプレイ、二つの画面でお互いに翻訳文を見ながらリアルタイムで会話をすることができるので、よりコミュニケーションがしやすいですよね。この機能すごいでしょ?と会話のきっかけにもなりそうなので、AI翻訳機能はぜひチャレンジしてみたいです」

折りたたみスマホの細かな不満をすべて解消したGalaxy Z Fold6

最後に、最新のGalaxy Z Fold6をどのような人におすすめしたいか、堀口さんに教えていただきました。

「これまでのGalaxy Z Foldシリーズのユーザーは、ある種、割り切って使っていたところあったと思うんです。普通のスマホから折りたたみスマホに乗り換えて、得るものは大きかったけれど、端末の重さや、分厚さ、電池持ちの悪さなど、いくつかの点に関しては我慢しなきゃならなかったなと。そういった細かなモヤモヤが、Galaxy Z Fold6ではすべて解消されています。Galaxy Z Fold5もかなり完成度は高かったと思いますが、今回はさらに上回ってきている。特に、長らく我慢をしていたGalaxy Z Fold3やGalaxy Z Fold4のユーザーの方は、ぜひ折りたたみスマホの完成形であるGalaxy Z Fold6を手にして、今お持ちの悩みを解決してほしいですね」

また、Galaxy Z Foldシリーズのような折りたたみスマホをこれまで使用したことのない人にも、Galaxy Z Fold6はおすすめしたいと堀口さんは言います。

「普通のスマホに慣れていると、折りたたみスマホに切り替えるのは少しハードルが高いと思う方もいるかもしれません。しかし、僕自身もそうでしたが、使ってみると意外にすぐ慣れてしまうものです。それに乗り換えにあたり、これまで他社スマホからLINEのトーク履歴を移行できないという点が大きなネックとなっていたのですが、2024年7月からSmart Switchアプリで引き継ぎが可能になったので、敷居はだいぶ下がったと思います。僕みたいにエンタメが好きな人、外出先でも仕事をしたいけどタブレットは持ち歩きたくない人、そんな方はぜひGalaxy Z Fold6を手に取ってみてほしいなと思います」

Galaxyへの機種変更もデータ移行アプリでスマートに

乗り換えもかんたんGalaxyへ

堀口英剛のプロフィール写真。 堀口英剛のプロフィール写真。

ほりぐち ひでたか

堀口 英剛

ブログ「monograph(モノグラフ)」編集長。株式会社ドリップ代表取締役社長。ヤフー株式会社(当時)に入社し大手広告代理店の担当営業を務めた後、2017年に株式会社ドリップを設立。YouTubeチャンネルの登録者数は26.7万人(2024年10月現在)。

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